ひとりごと

お産で入院のお見舞いについて

お産で入院した場合、初産婦さんならやく6~7日、経産婦さんなら5~6日が一般的な入院期間です。帝王切開の場合は10日~14日。

産んだお母さんも産んでしまえば何もないと思うのか、最近はDSを持ってこられる方をよくお見かけします。

が、入院中は忙しいのです。まず、基本的に赤ちゃんの育児をしていかなければいけません。授乳やおむつ交換はお母さんの仕事です。スタッフは基本的に見守るだけです。(ちなみに、元気な赤ちゃんは看護管理上、お母さんに付属するとみなされるため、看護対象者の数には入りません。)

そして、育児をするためには、数々の指導があります。受けないという選択もあるかとは思いますが、受けないと家に帰ってから困ります。

私の勤務するところでは、授乳の説明、沐浴の見学、沐浴の実施、調乳指導(これは業者さんがします)、退院後の生活の説明があります。これをわずか1週間のうちに受けるのです。その間にご飯を食べたり、シャワーを浴びたり、休んだりをするので、かなり忙しいです。もちろん、DSを悠長にしている暇はほとんどありません。DSをしているのを見たのは、まだ、あまり陣痛がきていなくて、進むのを待っているというお母さんぐらいでしょうか。

そんな生活になります。なので、お見舞いの方がこの間にやってくると、お母さんは休む暇もないことになります。

産後の体はとても疲れています。ここで無理をすると入院中にからだがむくんだり血圧があがったりしますし、出産時に大出血して、貧血になる方もいらっしゃいます。お見舞いに行かれる方はそのあたりを考慮していただきたいのです。手術直後にみんなで押しかけないのと同じです。お産当日、翌日は本当に身近な人のみで、そっとしてあげてほしいとスタッフからみると思います。

本当はベッドに寝た状態でお話したいけど、病気なわけではないから、失礼だし、起きて長時間話をする、親戚や義理の両親が来たので、気を使ってしまうということで、体調をくずされてしまう方を多くみてきました。疲れると、精神的にも疲労してブルーに突入したりします。

喜ばしいことなので赤ちゃんをみたいのは分かります。ですが、まずはお母さんが優先です。お母さんの体を回復するために入院をしています。大人数で押しかけるというのは避けたほうが本当はいいと思います。

産後のお母さんはとても、神経が過敏になっています。面会者の不用意な一言で落ち込むということも多々あります。どうか、面会に行かれる方はそんなお母さんの心身の状態を分かって行ってほしいと願います。

入院の後半部分で疲労困憊しているお母さん方をみて感じた独り言でした。

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お母さんのための相談室

最近、こんなことが将来的にできないかなぁと思っていることがあります。

助産師外来ではなくて、お母さんのためのカウンセリング。助産師外来になると、時間も限られるし、保健指導など、ほかのことが入ってきて、なかなか精神的なことを相談しようとすると時間がないと思うのです。

そうではなく、お母さんのストレスとか、主に精神的な支えを必要とする場がないかなぁ、作れないかなぁ、と漠然と思っています。妊婦さんや育児中のお母さんのための。

実は私はアダルトチャイルドです。その故、生きづらさを感じてきました。自分が生きていくのもつらいのに、人を育てていくのは大変です。なんせ、自分がされてきたこととおなじことをしているのではないかという不安に常にさいなまれるのですから。

助産師は強い人が多いかもしれません。でも、弱さを抱える助産師もいると思うのです。だからこそ、余計に、妊娠や出産、育児のなんともいえない不安を感じ取るのかもしれません。

出産はある意味、自分にとっては精神の危機的状況です。自分と実母との関係を整理しないと母親になることが難しいのです。そこで、ひっかかりがあると、育児に影響してくると私は考えています。

なので、精神的フォロー、自分のつらさを吐き出す場がどこかにあればいいなぁと思います。サークルではなく。吐き出すことができて、初めて、自分に向き合えます。それが今の、私です。

ただ、自分のつらい思い、聴いて欲しい思いを表出する場っていらないですか?

私はいつか、作りたいなぁ・・・

もし、いる、という意見があれば、現実に作れればいいなと思っています。

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人間を産むということは

妊娠、出産は人間をこの世に生み出すことである。それは自分の意思で動かせるものではない。妊娠は自分の意思でできるではないかという意見をもたれる方もいるかもしれないけれど、自分の意思ではできない。たまたま、排卵期に性行為が行われて、精子が無事に卵子にたどり着き、子宮内に着床しないと妊娠はできない。それは自分の意思でできるものではない。ものすごく、緻密に作られたからだの仕組みである。

出産も自分の意思でできるものではない。帝王切開は別として。生まれる時期、産み出そうとする時期がきて、ホルモンが分泌され、陣痛や破水が始まる。自分で陣痛や破水を起こさせることはできない。

そのように感じると、妊娠、出産は非常に人智を超えたものであると思う。それを人間の身勝手で「おろす」といってみたり、「この日に産ませてくれ」といってみたり、新しく生まれる命がないがしろにされているのではないかと感じることもたまにある。しかし、これはあくまでも私個人の意見であり、他者に押し付けることのできるものではない。ただ、たまにはぼやきたくなることもある。

人間の命は昔に比べて軽く扱われているのではないのか、でも、昔も子殺しということもあったと聞く。そう思うと、今も昔も、命を軽視することはまったくないことではないのではないかと思う。非常に残念なことではあるが。

生まれない命も軽視されることもあれば、現実に生まれた命も軽視されることもある。それが虐待である。離婚してどちらもが子どもをひきとらないという事例も増えているという。命をなんと考えているのか。本当に腹立たしい。自分の子どもだけがよければよいという考えも多くをしめている。

人が人の命を宝物のように思える日がいつかきますように。

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Merry Christmasです!

Merry Christmas!

病院で働いていた頃(今も働いているけど,夜勤のみ)は24日の夜は必ず,夜勤を入れていた。そのときはまだ,クリスチャンではなかったけれど,24日の夜は何か特別なものを感じていた。だから,24日の夜のお産は特別な気持ちで仕事をしていた。

でも,いつ生まれても,こどもが生まれるということはすごいことだと思う。自分で,そろそろ生まれたいというサインをお腹の中でだす。そして,陣痛が起こる。破水が先行することもあるけれど,なんらかのサインをだすと言われている。そして,狭い産道の中を自分が一番通りやすい方法で回転しながら生まれてくる。

助産師はそれを見守るだけ。決して,何かをしているわけではない。赤ちゃんが自分で回転をする。私が一番感動するのは第4回旋といわれるところ。

第4回旋とは,赤ちゃんの頭が出てきてから,肩が出るために,どちらかの方向を向くものである。(肩は横に広いので,たてに長くならないと,外に出てくることができない)それは助産師がまわすわけではない。自分で頭が出て,すぐにくるっと回る。そのときに「赤ちゃんは自分で生まれてくる」と実感する。

もちろん,陣痛や産痛に耐えるお母さんやそれを支えるお父さんをはじめとする家族がいる。でも,赤ちゃんの協力なしには生まれない。

赤ちゃんは命そのものである。その命の持つ力はすごい!すごいとしか言えない。無駄がない。医学的にはいろいろ理由がつけられているが,「なぜ,そんなことができるのか」という問いには答えていない。たぶん,答えは「そういうふうにできている」のだろう。

これから,出産されるすべての方たちへ。

自分の体の持っている力,赤ちゃんの持っている力を信じてください。自分と赤ちゃんの命の力を信じることができたら・・・楽しいお産になると思います。

そして,私の仕事は産み出す命と生まれる命を守ることです。

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