助産師って・・・?
私の職業は助産師ですが、この名前をよく知っているのは妊婦さんなど、お産に関係する人であり、一般の人の認知度は低いように思います。助産婦から助産師に名称が変更したからなおさらです。
ある学校の先生は私に「助産師の~です」と自己紹介をしているにもかかわらず、「それで、あなたの肩書きは何になるのですか?」と聞いてきました。「いえ、ですから、助産師で、ただの平社員ので」と答えざるを得ませんでした。
ある医師は「助産師って、産婦人科医を助けるのが仕事でしょ?」と言ってきました。「正常範囲にある妊娠、出産、産褥はすべて、私の責任において扱うことができます。助けるのは産婦さんのことであり、産婦人科医を助けるために存在しているわけではありません」
うちの夫も出会ったときは助産師(当時は助産婦)が何をするのかがわからなかったようで、最近、ようやく、わかりつつあるという感じです。
では、同業の看護師はどうかというと、「え~一人でお産がとれるの~?」という人もいたり、やはりわからない人がいたりします。
同業者ですら、説明をしなければいけないこの職業。そして、職務内容もあまりわかってなかったりすると、とほほ・・・という感じです。
でも、ようやく、私たちの仕事が一般に知られるようになりましたが、それは、妊婦の受け入れ拒否などの最近の産科事情がニュースに取り上げられるようになったからということも原因のような気がします。
ただ、助産師学校(専門学校、短期大学専攻科)などが激減し、看護学部の4年間の中に統合され、ますます、助産師という職業がわかりにくくなっているようにも思います。
看護師と助産師は多くの施設では同じユニフォームです。最近、やっと、名札に「助産師」といれてもらえるようになりました。私の勤務するところでは助産師と看護師のユニフォームは明らかに違いますが、それだけの変化でも、長い道のりがありました。
これからの課題はなんでしょうか。それぞれのお産を大事にするという風潮があるのなら、正常妊娠、分娩、産褥のプロである私たち助産師の存在を世の中に知ってもらわなければ成り立ちません。そのために、私たち助産師ももっと、外に出て行かなければいけないなと私は思います。
学校で性教育の講義をしているのももしかしたら、助産師かもしれません。乳房マッサージ専門の助産院もあります。保健センターにもいます。不妊治療の場にも助産師はいます。
私も、今年度から、病院というフィールドを持ちつつ、ちょっと、外に出て行こうと思っています。
ちょっと助産師という職業のアピールをしてみました。みなさん、今後ともよろしくお願いします。
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