母子ともに無事であること
この間の夜勤で、久しぶりに緊急帝王切開にあたりました。最近、めったに、緊急帝王切開にあたるということはなかったのですが、新人のときはあたりまくりでした。私が夜勤に入ると緊急帝王切開をはじめ、いきなり出産にこられる方(妊婦健康診査をうけていないということですね)や、大出血など、数え上げたらきりがないほど、大変な目にあってきたので、年をとるとともに、落ち着いてくるもんだなぁと思っていたのですが・・・
この帝王切開は胎児の心音が急に落ちてなかなか回復しないため、というものでだったのですが、母子ともに無事でした。ほっと、胸をなでおろしました。一番安心したのは、もちろんお母さんなのですが。
お産の場面は緊張を常に伴います。そうは見せないのが、プロの腕の見せ所ですが、どのようなお産の場面でも、助産師の経験年数がたっていても、緊張はします。赤ちゃんは生まれてすぐに泣いて、外部の環境に適応してくれるか、胎盤は無事に出てくるのか、そのあと、出血をしないか、血圧はあがらないか、など。
お産は病気ではないけれど、危険とは隣り合わせです。なので、できるだけ、リスクは減らしたほうがいいです。それが、体重をあまり増やさない→産道に脂肪がつかない、胎児の回旋異常が起こらない、妊娠高血圧症候群が起こらない、産後の大出血にならないなどにつながります。また、禁煙は、胎児への血流の維持→順調な胎児の発育につながります。でも、くよくよしないことも大事です。精神的ストレスは過度な不安を引き起こし、お産のときにパニックになります。大事な赤ちゃんとの初対面です。しっかり、見守ってあげることができたらいいですね。
母子ともに、安全なお産ができますように・・・心から祈りながら、お産にたち合わせていただいています。ともにがんばりましょう。
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