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2008年1月に作成された記事

立会い出産の意義

「立会い出産」

この言葉はどのような印象でしょうか?お母さんになる方は「私が辛いときに信頼できる人にそばにいて欲しい」,「一緒に新しい命を迎えたい」,など具体的な希望があるかもしれません。お父さんも同様な方がいらっしゃいますが,どうも,最初は戸惑う男性が多いようです。

「オレは血が苦手だ」「男は黙って分娩室の前でうろうろしていて,産声を聞くのがいい」(この発言はうちの夫)

でも,立会い出産って,出産に立ち会うことだけではないのです。出産に立ち会うことが立会い出産だろうと言う声が聴こえてきそうですが。

出産には長いドラマがあります。次第にきつくなる陣痛。腰の痛み。不安と希望。激しく揺れ動く感情と身体的変化の中に女性はいます。そんなとき,自分の愛する人がそばにいてくれたら・・・。一生懸命腰をさするとか,呼吸法をするとかを望みますが,おそらく,そばにいてくれることをのぞんでいることと思います。夫がそばにいること・・・それは最大の安心感を与えます。それは私たち医療スタッフでは代わることのできない存在です。

「自分がいても何もできないのではないか」,お父さんも不安な気持ちは同じです。その不安な気持ちをお母さんとともに乗り越えることで,親になるスタートとなるのではないでしょうか。ビデオや写真担当だけではないのです。

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生まれる命,亡くなる命

みなさま,あけましておめでとうございます。

今年から,このブログの本格始動を思っております。内容ももっと充実できたらいいなぁ,と思っております。

産科に勤める人間は他の科の人からみると,喜びの場にいるらしいです。「いいよね,毎日,おめでとうの世界だから」とよく言われます。

確かに,ほとんどの場合は喜びの場です。喜びの場に一緒にいさせていただけることに感謝します。

でも,ひとたび,不幸がおこると,これほど不幸なことはないのではないかと思います。無事に生まれる,無事に産むと思っていた,命がなくなるわけですから,その影響力ははかりしれません。

また,みんなに祝福されて生まれる命がある一方,ひっそりとなくなる命もあります。

私にとってはどちらのケアも大事な仕事です。でも,なくならざるをえなかった命とみるとなんとも悲しい気持ちになります。この間の勤務がそうでした。人の体ができているのです。その命を抱えて箱におさめながら,天国で神様に見守られながらゆっくり,また,次に生まれてくることを祈りました。

そのあと,新しい命が生まれました。元気一杯になく赤ちゃんをみて,希望を与えられました。これから,家族に支えられながら,幸せにそだって欲しいです。

やっぱり,私はこの仕事が大好きです。そのために,不幸な出来事が起こらないように最大限の努力をしていきたいです。産科の将来は今のところ,闇の中です。でも,いつかその闇を晴らすことが出来るように,私に与えられた仕事をしていきたいと思います。

すこしでも,皆様に役立つ情報を提供できたら,と思います。

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