立会い出産の意義
「立会い出産」
この言葉はどのような印象でしょうか?お母さんになる方は「私が辛いときに信頼できる人にそばにいて欲しい」,「一緒に新しい命を迎えたい」,など具体的な希望があるかもしれません。お父さんも同様な方がいらっしゃいますが,どうも,最初は戸惑う男性が多いようです。
「オレは血が苦手だ」「男は黙って分娩室の前でうろうろしていて,産声を聞くのがいい」(この発言はうちの夫)
でも,立会い出産って,出産に立ち会うことだけではないのです。出産に立ち会うことが立会い出産だろうと言う声が聴こえてきそうですが。
出産には長いドラマがあります。次第にきつくなる陣痛。腰の痛み。不安と希望。激しく揺れ動く感情と身体的変化の中に女性はいます。そんなとき,自分の愛する人がそばにいてくれたら・・・。一生懸命腰をさするとか,呼吸法をするとかを望みますが,おそらく,そばにいてくれることをのぞんでいることと思います。夫がそばにいること・・・それは最大の安心感を与えます。それは私たち医療スタッフでは代わることのできない存在です。
「自分がいても何もできないのではないか」,お父さんも不安な気持ちは同じです。その不安な気持ちをお母さんとともに乗り越えることで,親になるスタートとなるのではないでしょうか。ビデオや写真担当だけではないのです。
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