トップページ | 2008年1月 »

2007年12月に作成された記事

Merry Christmasです!

Merry Christmas!

病院で働いていた頃(今も働いているけど,夜勤のみ)は24日の夜は必ず,夜勤を入れていた。そのときはまだ,クリスチャンではなかったけれど,24日の夜は何か特別なものを感じていた。だから,24日の夜のお産は特別な気持ちで仕事をしていた。

でも,いつ生まれても,こどもが生まれるということはすごいことだと思う。自分で,そろそろ生まれたいというサインをお腹の中でだす。そして,陣痛が起こる。破水が先行することもあるけれど,なんらかのサインをだすと言われている。そして,狭い産道の中を自分が一番通りやすい方法で回転しながら生まれてくる。

助産師はそれを見守るだけ。決して,何かをしているわけではない。赤ちゃんが自分で回転をする。私が一番感動するのは第4回旋といわれるところ。

第4回旋とは,赤ちゃんの頭が出てきてから,肩が出るために,どちらかの方向を向くものである。(肩は横に広いので,たてに長くならないと,外に出てくることができない)それは助産師がまわすわけではない。自分で頭が出て,すぐにくるっと回る。そのときに「赤ちゃんは自分で生まれてくる」と実感する。

もちろん,陣痛や産痛に耐えるお母さんやそれを支えるお父さんをはじめとする家族がいる。でも,赤ちゃんの協力なしには生まれない。

赤ちゃんは命そのものである。その命の持つ力はすごい!すごいとしか言えない。無駄がない。医学的にはいろいろ理由がつけられているが,「なぜ,そんなことができるのか」という問いには答えていない。たぶん,答えは「そういうふうにできている」のだろう。

これから,出産されるすべての方たちへ。

自分の体の持っている力,赤ちゃんの持っている力を信じてください。自分と赤ちゃんの命の力を信じることができたら・・・楽しいお産になると思います。

そして,私の仕事は産み出す命と生まれる命を守ることです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

安産のために

とにかく,少しでもスムーズにお産がしたいというのは誰しも考えることだと思います。私達もなるべくスムーズにお産が進むように,いろいろと試みたりします。

でも,まずは,妊婦さんのときからの体づくり。

現代人は椅子の生活が多いです。また,昔のように,雑巾がけが毎日の仕事ではありません。雑巾に取って代わったのが,モップであり,掃除機です。この生活の変化から,何が昔と大きく違うのかというと,股関節をしっかりひらくことが少ないということにつながります。

お産は股関節の柔軟性に左右されます。(それだけでもないのですが)足が開きにくいとなかなか進みません。そして,股関節が固い方は結構多いです。

では,何をすればよいのか。それほど難しいことではありません。

まず,運動(散歩)をする。よく歩くこと。

そして,家の中では蹲踞位(お相撲さんがしこをふむときの姿勢。股関節を開いて,ふんばった姿勢です。別名ヤンキー座り)をなるべく取る。さきほどあげた,雑巾がけもいいかもしれません。トイレ掃除をすると安産になるというのは,あながち迷信でもありません。

それだけでもずいぶん違います。

立ったまま,座ったままの姿勢では安産の道はちょっと遠くなるかもしれません。

ただし,切迫流早産を指摘されている方,他に疾患のある方は安静にしてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

安産の神様がついてる?

最近の私の担当するお産は昼間はまったく進んでいなかったのに,勤務が交代したら,急に進んでお産になりました,というものが多い。

分娩所要時間が3~6時間というものが多い。早く進むのは決して楽ではない。なぜなら,お母さん自体がそのスピードについてこられず,パニックになりがちだから。

でも,辛い時間が短いほうがいいとは思う。

全く私の力ではないけれど,安産の神様がバックアップしてくれているのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

妊婦健康診査

妊娠したら,妊婦健康診査を受けなければなりません。

母子保健法に定められている通りですが,義務はありません。ですが,これ,受けないと大変なことになるかもしれないのです。

無事にお産がむかえられるかどうかはこの妊婦健康診査にかかっているといっても過言ではありません。さらっとしかみていないように思われる妊婦健診ですが,それで,異常な徴候がないかをみていっているわけです。

この健診を受けないと,お産の時に実は妊娠高血圧症候群だったとか,ベビーがとても小さかったとか,様々な異常がそのときに分かることになります。予測されていることだったら,医療者側はそれなりに準備できます。ですが,突然,お産にこられて,妊婦健診もうけておられないとなると,産婦さんのもつリスクはとても高くなります。

妊娠,分娩は生理的現象です。でも,正常と異常の狭間にあることもあります。そして,異常の範疇になってしまうこともあります。なので,毎回の妊婦健康診査が大切になってきます。

ただ,金額的に高いのがネックです。でも,お金に代えられない自分やベビーの命があるのです。

不況なので,妊婦健康診査をなかなか受けづらい状況にあり,受けずにお産にこられる方も現実には増えてきています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

妊娠したかも?

あら,今月こないわね・・・?という疑問から「妊娠したかも」と思う方がほとんどだと思います。

無条件にうれしい人,ちょっと事情があって複雑な人。困ったと思う人。いろいろな人がいます。

妊娠すると,結構早い段階で体に症状が表れます。つわりはまだ,子どもが超音波で心拍が確認されていない時期でも起こったりします。私もそうでした。

妊娠初期はしんどいです。なんせ,つわりがしんどいです。吐くつわりもあれば,やたらに眠いつわり。空腹になると吐き気がするつわり。人がお腹の中で成長するということの大変さを予測させられます。

そんな時,「お母さんになるのに,そんなにしんどいと言っていてはだめ」とか,「母親失格だわ」と自責する方がいます。

結論から言うと,「いいお母さんでいなければ」という思いが強いほど,つわりも重くなる傾向があります。つわりの明確な原因は分かっていませんが,理想と現実のギャップ(アンビバレントな感情といいます)が大きければ大きいほど,つわりはひどくなる傾向にあります。なので,逆に「私は(もしくは私の子は)どうでもいいのよ」と思う方はそれほど理想と現実のギャップはないので,つわりはひどくないことがあります。

つわりがひどすぎると,「妊娠しなければよかった」と思う方も現実にはいらっしゃいます。そして,そんなことを考えたご自分を責めてしまいます。でも,自分の体がしんどいときは仕方ないのです。無理に自分の思いを奮い立たせる必要はないと考えています。自分の体のしんどさがなくなったときに自然にお腹の赤ちゃんに向かいます。

今,辛い思いをされている方,そして,過去にそんなことを思ってしまったと責めている方,自分に優しくなってください。ご自分がしんどくなくなれば,赤ちゃんに向き合うことが出来ます。しんどいときは自分ケアに努めて下さい。

本当はしんどくない妊娠がいいのですけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

はじめまして

私は助産師です。

一人の子どもを育てている最中でもあります。

少子化,産科医不足,助産師不足,救急時の医療体制の未整備,暗いニュースが多々あり,産む人,これから産もうとする人にとってはとても不安な日々だと思います。

でも,お産は楽しい。すごい!産むお母さんも生まれる赤ちゃんも,支える周りの人もすごい!そんなポジティブなメッセージをお届けしたくて,ブログを立ち上げました。

また,書く私も元気をもらって,お産の現場で楽しく関わっていきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2008年1月 »